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<iPodclassic修理 千葉>人気ドラマの影響で話題急上昇中の「iPodclassic」

iPodclassic修理

iPodclassicの修理店をお探しですか??それならば印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。

皆様こんにちは、印西牧の原のiPod修理店「i-Rescue119千葉印西店」です。

寒くなりましたね~今年も残り2週間です。

何事もなく無事に乗り切りたいです。

さてさて前回は、古い端末のお話を少しさせていただきましたが今回ご紹介させていただく端末も、かなりの年代物です。

#silent 人気ドラマで話題沸騰中!!

今、フジテレビで放映中の人気ドラマ「silent」で使用されている「iPodclassic」がSNS上で話題になっています。

アイドルグループ「Snow Man」のメンバー 目黒 蓮さんが演じる「佐倉 想くん」が音楽を聴くために利用していたものが、古き良き名機「iPodclassic」なのです。

現代の若者は、知らない人が多いでしょうね~。

ドラマの映像を見る限りではiPodclassic最終モデルのような感じなので、発売から13年が経過している端末です。(2022年現在)

ではiPodclassicってどんな端末なのってことになる訳で・・・

【 iPodclassic 】
初代iPodclassicは、2001年に発売されました。
iPodclassicの特徴として、「ハードディスク」を内蔵したデジタルオーディオプレーヤーです。
発売当初の第1世代モデルは、iPodclassicに音楽データを入れ込む際に「Mac」が必要だったため、利用できる人はかなり限られていました。
当時Macを使っている人なんて、そんなに多くなかったと思います。
第1世代後期モデルから「Windows」からでも音楽データを入れることができるようになりました。
今でこそiPhoneユーザーであれば耳にしたことがあると思いますが、「iTunes」というアプリケーションを使用してiPodclassic内に音楽データを入れ込んでいたのです。
翌年2002年に発売された第2世代あたりから、ハードディスクの本領発揮となる世代です。20GB、30GBと次々に大容量モデルが発売されました。
最終的には2009年に最終モデルの第6世代が発売され、当時かなりの大容量だった160GBモデルを最後に終止符が打たれました。

実際には、iPodclassicの次に発売された「iPodnano」が爆発的に売れたという印象が強いです。

Apple特有のカラフルなデザインが若い世代に受けたのだと思います。

今回の内容のメインは「iPodclassic」なので「iPodnano」の事はまた別に機会にしたいと思います。

さてこの「iPodclassic」ですが、ハードディスクを使用している端末ということから修理が難しい端末となっています。

ハードディスクという部品は、消耗部品のため年数とともに必ず劣化し最終的には故障します。

使用頻度にもよりますが、5~6年程度で故障する率が非常に高いです。

そしてハードディスクは、衝撃にとても弱い!!です。

衝撃に弱い記憶媒体をポケットに入れて音楽を聴くためのオーディオ・プレイヤーに使っているわけですから・・・そりゃ壊れますよ。

しかしながら当時は、大容量のハードディスクを搭載するということが画期的だった時代なのです。

iPodclassicで使用しているハードディスクは、「1.8インチ HDD」でとても小さいハードディスクです。

この1.8インチ HDDは、既にメーカーの生産が停止しているため新品パーツの入手が不可能となっています。

「SD化」や「SSD化」して、まだまだ使用できます!!

では生産が終了しているのに、どうやって修理するの?って思われますよね。

ハードディスクが使えないなら、別のものを使えばいいんです。

現代では身の回りに当たり前のように転がっている「SDカード」を利用します。

「SDカード」以外にもいくつかの代替方法はありますが、「SDカード」を利用することが一番手っ取り早いし一番安価に収まると思います。

またiPodclassicの最終モデルの容量は最大で160GBでしたが、最終モデルで「SD化」をすると160GB以上のiPodclassicを作れますよ!! 笑

当店で一番多く注文いただくのが「256GB」ですね。

仮に「256GB」でSD化をした場合ですが、AAC形式のビットレート256kbps(比較的高音質なデータ量)の音楽データとして計算すると・・・なんと約25,000曲もの音楽データが収められます。

25,000曲もあったら何が入っているんだわからなくなりますね・・・きっと。(汗)

話がだいぶ逸れましたが、今回の修理案件はドラマを見ているお客様が「そういえば家にもあったなぁ~」と思い出しレストアして再利用するということでご依頼頂きました。

「SD化」は、機種によって最大容量の制限があります。

ではお預かりした端末を見ていきましょう。

こちらの画像がお預かりした端末です。

年代物にしては、かなりの美品ですね。フレームはステンレス製の鏡面加工フレームなので、線傷などが入りやすいのですが、若干の大きな傷はあるもののとてもきれいな状態です。

しかしながら年代物のために、バッテリーの膨張が見受けられます。

上部の画像を見ていただくとわかりますが、液晶部分に黒い斑点が確認できます。

これは内部のバッテリーが膨張し、液晶裏側から押し上げていることが原因です。

これはバッテリー交換をすれば済む話なので、問題はありません。

今回のレストア内容は、バッテリー交換及びSD化です。

でここで問題なのですが、一言でSD化と言っても全ての機種が思い通りになるわけではありません。

今回お預かりさせていただいたiPodclassicですが、「MB147J」というモデル番号です。

この端末は2007年の中期モデルなんですが、この中期モデルは記憶媒体の最大容量が「128GB」と定められています。

こういう風に設計されているため「128GB」以上に増やすことはできません。

逆に128GB以下の容量であれば可能となります。

しかしながらワザワザ減らすような人はいないかと思うので、このモデルに施工するのは「128GB」一択になるかと思います。

元々が80GBのため、これを128GBにすると約40%容量アップになるかと思います。

この部分をご了承いただいた上で作業開始となりました。

「SD化」には、特殊なアダプターを使用します。

では分解していきましょう。

分解は、サクッと開けておしまいです。

この開封作業も道具がなければ開封できません。

また道具があったとしても不慣れな方が行うとフレームが傷だらけになること必須ですね。

当店では経験豊かな技術者が最小限の傷に止め、フレーム修正後に組戻しますので開封痕はほとんど残りません。

やはりバッテリーが膨張しますね。ぷっくり膨らんでいます。

これは新しいものと交換すれば問題はありません。

ではさらに分解していきましょう。

ハードディスクにバッテリー、液晶パネルにメイン基板、バックフレームです。

上記画像の上段にあるハードディスク・バッテリーは不要となるパーツです。

はい、各種パーツを組み込んだ状態です。

今回は最大容量が128GBと容量が小さいため、SDカード1枚挿しでいくことにします。

こちらのアダプターはイギリスより直輸入で、当店では常時大量在庫しております。

iTunesにて、システムを書き込みましょう。

この当時のシステムファイルは、とても小さいのでシステムの書き込みはあっという間に終わりますよ。

作業完了!!

ステンレスフレームを磨き上げて完了となります。

深い傷はさすがに磨きとることはできませんが、表面を一皮剥くのでピカピカになりますよ。

無事に作業完了しました。音楽データの同期も正常にでき再生も問題なくできております。

今回の作業で衝撃にとても弱かったハードディスクを取り払って、容量が増え衝撃に強く、軽く、消費電力も少なく速度の速いSDカードを搭載したことにより良いことづく目です。

お客様にも大変喜んで頂きました。

アナタも今話題の「iPodclassic」を蘇らせてみませんか!?

ご希望のお客様は是非当店にお気軽にご相談くださいませ。

 

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