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<Android修理 我孫子市>中華タブレット VANKYO S30 充電ができない!!

Android修理

中華タブレットの修理でお困りですか?それならば印西市草深の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。

 

皆様こんにちは、印西市牧の原のスマホ修理店「i-Rescue119千葉印西店」です。

2022年も無事に乗り切れました。

これも多くのお客様にご利用いただいたお陰です。ありがとうございました。

さて年末の忙しい時期に厄介な端末の修理依頼です。

私自身が持っているデジタルガジェットの情報は薄く、初めて見るような端末も数多く存在します。

今回の端末も初めて見ましたが、中華タブレットなので恐らく作りは簡単かと思います。

充電コネクター形状「Type-C」は壊れやすい!?

今回お預かりさせていただいた端末は、中華製の「VANKYO S30」という比較的安価なAndroidタブレットです。

中学生くらいの子がお年玉で購入したそうなんですが、ある時から充電が全くできなくなったということでお預かりしました。

数ヶ月前から充電コネクターを傾けないと充電ができなかったそうです。

ゲームのデータがどうしても欲しいとのことで修理を承りました。

この手の症状は間違いなくType-C充電コネクターが破損しています。

Androidスマホを中心に「Type-C」を使用している端末は数多く存在します。

私個人的には「Type-C」は嫌いです。なぜならば・・・壊れやすいから!!です。

今や10人に1人が持っていると言われるNintendoSwitchも「Type-C形状」となっています。

※正確にはType-C規格には沿っていないようです。

当店ではNintendoSwitch修理も行っていますが、Switch修理で依頼の多い依頼内容が「充電ができなくなった」という症状がBEST3に入るほど多い症例なのです。

これは充電コネクターである「Type-C」コネクターが破損し、ショート(短絡)して基板上のICチップを焼いてしまうためです。

話は戻りますが、今回お預かりした中華タブレットも「Type-C」形状の充電コネクターを使用しており、数ヶ月前から傾けないと充電ができなかったということから、間違いなくType-Cコネクターの破損でしょう。

こんな直ぐに壊れる規格のものを次期iPhoneに使用するのですから・・・くわばらくわばら。

きっとワイヤレス充電器が爆売れしますね!!笑

上記画像が中華タブの充電口です。

見た目には何も異常はなさそうなのですが、ピンセットで摘んでみるとクタクタになっていました。

間違いなく故障しています。ショートしていなければ良いのですが・・・

中華タブの分解は、比較的かんたんです。

分解自体はそんなに難しいものではありません。

手先が器用な方なら難なく開けられると思いますよ。

しかし開けてからが大変なので・・・悪しからず。

ここから先の修理は、「ハンダごて」が必須の作業となります。

かなり細かな作業となりますので、心して取り掛かって下さい。

上記画像を見るとわかりますが、安いタブレットなだけにコストを抑えてるな感が満載です。

各種ケーブルも絶縁テープで固定されているだけ・・・笑

仕方ないです、新品で買っても2万円ほどなので・・・

コイツが問題の「Type-Cコネクター」です。

見た目には何も問題はありませんが、裏側がどうなっているのやら・・・基板を外してみないと裏側は見えません。

ではここからが修理本番です。

ハンダごてを使用して各種パーツを取り外していきます。

スピーカーと電源スイッチを取り外す必要があるため、赤と黒のケーブルを取り外していきます。

取り外す前にカメラなどで撮影しておくと、戻す際に楽ですよ。

はいこんな感じで無事に基板が外れました。

充電コネクターの修理は、とても細かい作業です。

上記画像をご覧ください。

やはりType-Cコネクターが破損していました。

コネクターに12本の足がありますが、本来であれば12本全てハンダ付けされていなければならないはずが、1本残らず剥がれていました。※本来のType-Cは、24本です。

まぁ中華Type-Cはこんなものなので仕方ありません。

では修理方法ですが、基板上のランド(ハンダ付けをする箇所)が剥がれてしまっているため通常通りにはハンダ付けできません。

よってジャンパー線を使用しバイパス手術を行います。

使用するジャンパー線は、比較的太めの「0.1mm」を使用します。

0.1mmで太めです。笑

当店の作業は、電子顕微鏡下で作業するので・・・

テスターを使用し回路を追いかけ断線した箇所をジャンパー線で繋ぎ合わせて修理していきます。

この作業は、かなり細かな作業となりますので普段ハンダ付け作業を行うことがない方には、ちょっとハードルが高い作業かと・・・

ハンダごても、そのへんのホームセンターで売っているレベルでは難しいかと思います。

無事に修復が完了したので絶縁をする目的でレジストしていきます。

画像ではわかりずらいですが、緑色の液体を塗布してあります。

データも正常!!無事に蘇生しました。

はい、いかがでしたでしょうか?

上記画像を見てわかる通り正常に充電が出来ています。

データも問題なく残っています。

お客様も大変喜んでおられました。

今回のType-Cコネクター修理は、部品交換せずに補修のみで対応しました。

このような故障がしてしまう主な原因は・・・「充電器を挿しっぱなして使用すること」です。

これは先ほどお話させていただいた、NintendoSwitchに関しても同じことです。

もちろんスマホも!!

でも皆さん必ずやるんですよね・・・(汗)

今回も無事に修理が完了しました。

使用上の注意をさせて頂き無事に引き渡せました。

年内に返却できて良かったです。

中華タブでお困りの方は是非一度当店にご相談下さい。

可能な限り対応させていただきます。

 

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