【修理事例】JZZ30ソアラのエンジンコンピューター(ECU)修理|コンデンサ液漏れ・パターン断線・トランジスタ腐食まで徹底対応!
今回ご紹介するのは、トヨタの名車 JZZ30ソアラ のエンジンコンピューター(ECU)修理事例です。
お客様はこのソアラを 現状販売で購入 されたとのこと。しかも、搭載されていたのはあの名機 1JZ-GTE(ツインターボ)。それにもかかわらず、販売価格は 200万円を下回る破格 だったという、まさに掘り出し物のような1台。
ところが、納車後すぐに エンジンがかからなくなるトラブル に見舞われ、約半年間、工場内で動かせずに放置されていたそうです。
そんな中で当店にECU修理のご依頼をいただきました。内部確認から徹底修理までの工程を、写真とともにご紹介いたします。
ECUお預かり時の状態

内部確認|液漏れと腐食が進行…




腐食の広がり|パターンとランドの損傷





パターン断線|複数箇所で導通不良を確認


トランジスタ腐食|交換ではなく再利用による修復


修理完了|全コンデンサ交換・パターン補修・洗浄処理




封印処理と最終チェック

修理完了・仕上がりの様子

深夜の作業風景|集中力を要する基板修理

このECU修理においても、最終チェックや再実装の工程は深夜帯にまで及びました。もちろん、労働時間を誇るわけではありません。
基板修理は、一瞬の判断ミスが致命傷になりかねない非常に繊細な作業です。だからこそ、外的ノイズの少ない夜間に集中して取り組むことが多くなります。
「夜中まで修理している」という事実は、単なる勤勉さではなく、当店が真摯に基板と向き合っている証でもあります。
この時間で、労働時間16時間・・・一般企業では絶対に有り得ない・・・
修理後のご報告
ECUをご返却後、お客様より「1週間後に無事エンジンが始動した」とのご連絡をいただきました。
長期不動だった車両が蘇ったことを非常に喜ばれており、当店としてもお役に立てたことを嬉しく思います。
真夜中まで作業した甲斐がありました!!
旧車ECUの修理は「交換」から「再生」へ
1990年代の国産スポーツ・高級車に多く採用されていたこの世代のECUは、今や新品部品が存在しないケースも少なくありません。
全てが直せるわけではありませんが、液漏れや腐食によるトラブルは、現代では修理によって再生するのが現実的な手段となっています。
ECU修理のご相談は、全国対応の当店へ
ディーラーで交換不可と言われたECU、諦める前にぜひ当店にご相談ください。全国からの郵送修理に対応しております。
i-Rescue119千葉印西店
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