PCXのメーター故障でお困りですか?それならば千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。全国のバイクショップ・個人オーナー様からご依頼頂いております。
皆様こんにちは、千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」です。
2021年も残り半月となりました。
コロナウイルスも終息に近づいているようにも思えますが、年末年始を過ぎてからがどうなるかですよね・・・忘年会やら新年会やらどんちゃん騒ぎをする機会が増えますし・・・
先日仕事で行った夜中の渋谷駅前のような地獄絵図のような光景があっちこっちで見られれば、第6波も避けられないのではないでしょうか?
私はこの年末年始も大人しく過ごそうと思います。
つーか、もうこの生活に慣れてしまいました(笑)人と接触しなければしない方が面倒くさくなくて良い!余計な気を遣わずに済む!!これに限ります。
PCXの「オド・トリップメーター切替スイッチは、高確率で故障します。
では今回の本題に入ります。
先日、神奈川県横浜市のバイクショップ様よりPCXのメーター修理依頼がございましたのでご紹介させていただきます。
車種は、例のごとく「PCX JF28 後期型」ですね。
今回の案件はLEDバックライト切れではなく、オドメーターとトリップメーターの切り替えスイッチの不具合ということでお預かり致しました。
このトラブルは、上記画像のタクトスイッチの劣化によるものと考えられます。
では不具合のある状態のスイッチをテスターを当てて導通チェックを行った動画です。
※テスターの音が小さいため、大きめのボリューム設定で再生して下さい。
スイッチを押すと通電状態になるためテスターがピーピーと反応するわけですが、スイッチを押しても反応しないときがあります。比較的強めに押し込むと反応するようです。
これは明らかにタクトスイッチの不良と判断できますので交換が必要です。
タクトスイッチ交換も「ハンダ付け」が必須です。
では修理に取り掛かります。
上記で説明させて頂いたとおり、タクトスイッチ部の交換作業が必要となります。
この作業には「ハンダ付け」が必須となります。
また部品自体も特殊な物となっております。
タクトスイッチのサイズは「6x6x5mm」ですね。
ではこれを取り外していきます。
と言っても、これも一瞬なんで・・・
はい、取れました(笑)
一瞬で取り外す理由ですが、高温を長時間基板に晒すと基板自体を痛めてしまうためです。
上記画像は取り外し直後の画像です。
これをしっかりと下地処理を行っていきますと・・・
はい、いかがでしょうか?
キレイに外せているかと思います。基板への損傷は全くありません。
新しい部品も迷うことなく一瞬で!!
では、新しい部品を取り付けていきます。
取り付けの際も一瞬ではんだ付けしていきます。
先程は、メイン基板を守るために一瞬で外すよう進めましたが、今回は基板を守ることはもちろんですが新しいパーツを傷めないようにすることも加わります。
新しいパーツの黒い部分は高温に晒すと溶けてしまうため注意が必要です。
こちらが新しいパーツです。
超大量にありますが、これだけ修理依頼が多いということです。
では新しいパーツを取り付けていきます。
はい一瞬で終わりました。
この状態で先程と同じように導通チェックを行っていきます。
※テスターの音が小さいため、大きめのボリューム設定で再生して下さい。
作業完了
はいいかがでしたでしょうか。
テスターでの導通チェックでは不具合は改善されたかと思います。
あとは実車に取り付けての動作確認となりますが、当店では行えないためここまでが当店での作業となります。
この状態で切り替えスイッチが効かないとなると別の問題となるため、アッセンブリー交換をすることになろうかと思います。
そもそも交換前の導通チェック時に導通反応があればスイッチの問題ではないので、この時点で当店での作業はできないことになります。
今回はタクトスイッチの交換作業で無事に修理完了となりました。
後日、ご依頼いただきましたバイクショップ様よりご連絡いただき「正常に機能しています!今回は即日対応して頂き本当に助かりました!!またお願いするかと思います。」との嬉しいご報告を頂きました。
全国のPCXのオーナー様、バイクショップ様、PCXのメーター修理でお困りであれば是非当店にご相談下さいませ。
迅速に対応させていただきます。