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<LED打ち替え ウインドウスイッチ>86・BRZ LED打ち替え?修理依頼??

LED打ち替え

LED打ち替え作業なら、印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。

 

皆さまこんにちは、千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」です。

当店はiPhone修理店です!がしかし、ここ最近はiPhone修理以外の修理業務が忙しいです(汗)

その中でも「LED打ち替え」業務です。

LED打ち替え作業は、日本全国の個人のお客様をはじめバイクショップやカー用品店などから多くのご依頼を頂いております。

TOYOTA 86 ウインドウスイッチのLED打ち替え修理?

本日は千葉県内の某カー用品店様からのご依頼です。

上記画像をご覧の通り、車のウインドウスイッチパネルですね。

車種は、TOYOTA 86 とのことです。

こちらのスイッチパネルですが車両のオーナー様がDIYでLED打ち替え作業を行ってあるパネルらしく、ショップ様が依頼作業を済ませて内張りから取り外したものを組戻したところ、一部分だけが点灯しっぱなしになってしまったそうです。

通常であればイルミネーション(ヘッドライト)スイッチONで点灯するはずなのですが、常時点灯になってしまったそうです。

ん~通常そのようなことはないのですが・・・まずはバラしてみないことにはわからないのでバラしてみましょう。

だいぶこじってありますね。

一部分が破れてしまっているので、マイナスドライバーでも突っ込んだのでしょうかね。

まぁ確かにバラしづらい構造なので不慣れな方には酷な作業かと思います。

LEDチップは、非常に熱に弱いものです。

分解してみてビックリ!!

グチャグチャにハンダ付けされていました!!

ご依頼頂いたショップ様にも店頭で確認していただきましたが、ショップ様の作業に問題があった訳ではなく、LED打ち替え作業に問題があったものと思います。

取り外し・組付け作業中に多少なりとも衝撃が加わりますので、その影響でショートしたものと考えられます。

それにして基板がグチャグチャになっていますね(汗)

恐らくですが、既存のLEDチップを取り外す際になかなか外せず高温でグリグリやり、さらに打ち替え作業時にもなかなかハンダが乗らないので高温であっちこっちから熱を加えたんだと思います。

サイズ違いのLEDチップをつける際には、基板の加工が必要です。

ショップ様が純正のウインドウスイッチパネルを持参されていたので純正側をバラしてみたところ、DIYで取り付けたLEDチップよりもかなり小さいサイズのチップが付いていました。

計測してみましたが、概ね2012サイズくらいのLEDチップが付いていました。

DIYにて打ち替えたと思われるチップは、3528サイズです。

3528サイズを使用した理由は、光量を増やしたいためとカラーバリエーションが豊富にあるからと推測します。

また2012サイズは、2.0mm×1.25mmの非常に小さいLEDチップのためハンダ付け作業が不慣れな方にはちょっとハードルが高くなるように思います。

非常に小さいため目が良い方でないと肉眼での作業は難しいかと思います。

ちなみに40半ばの私には老眼が進んでいることもあり、このサイズのハンダ付けはマイクロスコープ越しでないと不可能です。(汗)

最近は2012サイズも3528サイズと同様のカラーバリエーションがありますけどね。

ではDIYで取り付けた3528チップの何がいけなかったのでしょうか?

それはサイズ違いのチップをハンダ付けする際には、基板の加工が必要だからです。

上記画像をご覧いただければわかりますが、LEDチップが斜めに向いていて不自然ですよね?

これはサイズの合っていないLEDチップをランドに無理やりハンダ付けするために、LEDチップを傾けざる得なかったのだと思いますよ。

では具体的な作業に入りましょう。

純正のスイッチパネルにLED打ち替えをお願いしたいとのことだったのですが、他の場所も打ち替えているのでしょうからLEDチップの色味が変わってしまうことも考慮しDIYで取り付けたLEDチップを再利用することができそうだったため打ち替えし直すことにしました。

はい、とりあえず一番LEDチップの損傷が激しかった1箇所外してみてLEDチップは熱でボロボロになっていましたが、電圧を加えるときちんと点灯したため基板の修正及び加工に取り掛かりました。

上記画像は、2012サイズに作られているランドを3528サイズに合うようにランドを作り変えてレジストし直している作業風景です。

ランドを作り直した部分にボロボロのLEDチップをハンダ付けしていきます。

チップの下の方は原型を留めておりません。

この場所が常時点灯していた箇所になります。

こんな状態じゃショート(短絡)するもの仕方ないかと・・・

引き続きその他の箇所も作業していきます。

上記画像をご覧ください。

やはりランドが損傷していました。あれだけグリグリやってあれば仕方ないですね。

ランド自体は修正できましたが、このまま使用するには少々リスキーなため今回はジャンパー線を使用しバイパスさせます。

はい、こんな感じでバイパスさせてあります。

では残りの1箇所です。

こちらも近くのランドからジャンパー線を使用してバイパスさせています。

今回使用しているジャンパー線は、なんと 0.02mm の超極細線です。

これは Nintendo Switch などの基板修理の際に使用するものです。

iPhoneの基板修理時には、更に細い 0.01mm を使用します。

上記画像はマイクロスコープ越しで撮影しているためはっきりと見えていますが、肉眼ではよ~く目を凝らさないと見えませんね。

修理完了!!

いかがでしょうか!?上記画像が修正後の画像です。

分解時の状態と見比べても全く仕上がりが別物ということがわかると思います。

今回は熱でボロボロになっていたLEDチップを再利用したため、若干の傾きはありますがほぼ水平に収まっています。

同じ物を使用しているにも関わらず、素人とプロではこんなにも仕上がりに差が出るのです。

では電圧を掛けて点灯チェックを行っていきますよ。

LEDチップに電圧を掛けると正常に点灯していることがわかるかと思います。

あとは実車のカプラーに繋いでみないことにはわからないので、今回の作業はこれにて終了となります。

後日ご依頼頂きましたショップ様より「正常に動作しました!!」とのご連絡がありました。

今回ご依頼頂いたショップ様は、運が悪かったとしか言いようがありません。

私も若かれし頃は走り屋のはしくれだったため、自分で車を改造したりしていましたが何が合っても全て自己責任ということは心得ていました。

というか他人に触られたくない!?ので、パーツ交換もほぼDIYでした。

ただミッション下ろしたりなんかは工具もなかったため、プロの方にお願いしていましたけどね(汗)

当時は、インターネットが使われ始めた頃?だったのでYoutubeなんぞなかった時代だったと思います。

回線も ADSL の出始めで現代では使い物にならない速度でしたし(汗)

現代は、インターネットで様々な情報が簡単に入手できてしまうので車の改造やらiPhone修理・Switch修理などの情報も入手出来てしまいます。

しかしその情報を元に自分でできるかと言えば、全てができる訳ではないはずです。

それ相当の設備や知識・技術が必要になるからです。

私も最近は「餅屋は餅屋」とつくづく感じております。

やはりお金はかかりますがその道のプロにやってもらったほうが安心できると言ったところでしょうか!

妻にもタイヤ交換してくれるのはありがたいけど、安心して走れない!?と言われます。(汗)

そりゃね、走行中にタイヤが外れちゃったらね・・・他人にも迷惑が掛かってしまうしね。。。

話は逸れましたが、不慣れな作業をDIYでやると逆に高くつきますよ!!ってお話でした。

印西市内でLED打ち替え作業ができるのは、「i-Rescue119千葉印西店」だけです。

打ち替えのことで何かご要望がございましたら遠慮なくお申し付け下さいませ。

可能な限り対応させていただきます。

 

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