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20系プリウスのスピードメーターが表示されない?原因はコンデンサー不良|修理事例あり

ECUコンデンサ打替

【修理実例】20系プリウスのスピードメーターが消える?実際の修理と調査結果を紹介します

📌 修理をご検討中のお客様へ

「急にスピードメーターが映らない、走行中に消えて焦った」──そんな経験はありませんか?
実はこのトラブル、20系プリウスで非常に多く見られる持病のようなもので、当店にも全国からご相談が寄せられています。

i-Rescue119千葉印西店では、メーター基板の故障に特化した修理を行っており、これまで多くの復旧実績があります。
費用は新品交換の1/3〜1/4ほどに抑えられるケースがほとんどです。

ただし、ご依頼前に2つだけご確認いただきたいことがございます。

  • ✅ 修理のご依頼には事前に同意書フォームの送信が必要です
  • ✅ 診断のためにメーターを一度車両から取り外していただく必要があります

※ 同意書が未提出の場合、修理品が届いても受付できかねますのでご注意ください。

これらのご案内は、お客様と当店の双方が安心してお取引できるように設けております。
「修理するか悩んでるけど、一度相談してみたい…」という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

修理同意書フォームは記事の最下部に設置しております。ぜひ最後までご覧いただき、ご検討いただければ幸いです。

■ ご依頼前に知っておいていただきたいこと

当店では、20系プリウスのスピードメーター修理において高い修理成功率を維持しており、基板不良による症状の多くに対応してまいりました。

ただし、ごくまれにメーター基板とは別の車両側の要因(配線・電源系統など)により、不具合が再発するケースもございます。

このような場合、基板単体での修理・診断では限界があることをご理解のうえ、ご相談いただけますと幸いです。

当店としても可能な限りの調査・修理努力を尽くし、少しでもお役に立てるよう誠実に対応いたします。

こんにちは、「i-Rescue119千葉印西店」です。

今回は、20系プリウス(NHW20)におけるスピードメーターの表示不良について、実際の修理事例とともにご紹介いたします。

不具合の内容や作業の様子、そして国内外の報告状況なども交えながらまとめました。写真付きでわかりやすく解説いたしますので、同様の不具合にお悩みの方はぜひご覧ください。

■ 「急にスピードメーターが映らなくなった」とのご相談

今回のご依頼は、「スピードメーターが突然映らなくなった」というお客様からのご相談がきっかけでした。

燃料計やODO、シフト表示も動作しないとのこと。症状から推測するに、これは電源系統、または基板内部の不具合の可能性が高いと判断しました。

メーター動作確認時の様子①

▲ メーター内部表示。複数の警告灯が点灯したままになるケースも。

メーター動作確認時の様子②

▲ 預かり時の様子。

■ 実は海外でも人気の高いクルマ

20系プリウスは、日本国内では古いモデルに分類されますが、海外では今なお高い人気を誇る車種です。

特に北米では燃費性能やメンテナンス性の高さが評価され、中古市場でも需要があります。

そういった事情からか、海外ではこのメーター不具合に関する情報が多く出回っており、構造的な弱点として“あるあるトラブル”として認識されているようです。

■ 実際によくある症状パターン【代表的な3つ】

海外や国内の事例から共通して見られる症状としては:

20系プリウスのスピードメーターに関する不具合の中で、特に多く報告されている症状を以下にまとめました。該当する場合は、メーター基板側の不良が疑われます。

  • ① メーター全体が完全に表示されなくなる
    スピード表示、燃料計、ODO、シフト表示などすべてが点灯せず、真っ暗になる。バックライトも点かないことが多く、走行中に突然消えるケースも。
  • ② パワーボタンを押してもエンジンが停止しない
    メーターが点灯していない状態で電源ボタンを押しても無反応になり、エンジンが切れなくなる。補機バッテリーを外して強制停止した例もあり。
  • ③ 始動直後に数分間だけ表示されず、後に復活する
    特に朝の冷間時に多く、数分経過後に突然正常表示される。症状の頻度が次第に増え、最終的に常時不点灯へ進行する傾向がある。

■ 基板内部を確認してみると…

早速メーターを分解し、内部の基板状態を確認。すると案の定、複数の電解コンデンサーに容量抜けや劣化の兆候が見られました。

交換前のコンデンサー①

▲ メーター内部基板の様子(交換前)。液漏れはないが明らかな経年劣化。

交換前のコンデンサー②

▲ 側面から見たコンデンサー配置。

交換前のコンデンサー③

▲ 膨張などはないものの不安定な動作の原因に。多数の電解タイプが使われています。

■ 修理対応:固体コンデンサーへの交換

当店では、こうした症状に対し、耐久性・信頼性の高い「車載用固体コンデンサー」への交換を標準対応としています。

一般的な電解コンデンサーよりも熱・振動・経年劣化に強く、再発防止の観点からも安心できる構成となります。

交換後の基板・固体コンデンサー実装

▲ 交換後の様子。ブルーの固体コンデンサーを中心に実装。

■ 当店は整備工場ではありません(重要)

当店は電子基板修理の専門店であり、車両をお預かりしての整備作業は対応しておりません。

そのため、修理をご希望の場合は以下いずれかの方法で、スピードメーター本体を取り外した状態でご依頼ください!!

  • お客様ご自身で取り外し
  • お付き合いのある整備工場様にご依頼

20系プリウスのスピードメーター取り外しは構造上難易度が高く、無理な作業によって破損するリスクもあるため、慎重な対応をお願いいたします。

■ まとめ

「メーターが映らない」「シフト表示が出ない」などの症状が現れた場合、今回のように基板上のコンデンサー不良が原因であるケースは少なくありません。

古い車両でも、適切な部品と技術で再び快適に使用することは十分可能です。お困りの方は、お気軽にご相談ください。

■ お問い合わせ・ご依頼について

i-Rescue119千葉印西店
📍 千葉県印西市草深1421-110(駐車場3台完備)
📞 0476-37-7794

ご依頼時は事前にお電話でのご連絡をお願いしております。

📄 修理をご希望の方へ:事前確認フォーム(同意書)について

修理の円滑な進行と、トラブル回避のため、下記フォームにて事前の内容確認ご同意をお願いしております。

内容をご確認のうえ、チェック・送信をお願いいたします。

※ 同意書の送信が確認できない場合、修理品をお送りいただいても受付できかねます。

(Googleアカウントでのログインが必要です)

お知らせ:修理サービスに関するご注意

当店「i-Rescue119千葉印西店」は、iPhoneやNintendo Switchなどのデバイス修理に加え、スピードメーターやECUといった車載電子機器の修理にも専門的に対応している、全国でも非常に稀な店舗です。

実際、全国には数多くのスマートフォン修理店がありますが、スマホ修理と並行して、スピードメーターやECUといった車載電子機器の修理にも本格対応しているのは、当店だけと言っても過言ではありません。

こうした事情から、「近所のiPhone修理店でもできるだろう」と思い、他店様へスピードメーター修理のお問い合わせをされたお客様もいらっしゃいます。
しかし多くのスマートフォン修理店では、車載機器の修理には対応しておらず、誤ってお問い合わせを受けた店舗様にご迷惑がかかってしまうケースもございます。

お客様には、誤解によるトラブルを防ぐためにも、こうした特殊修理については、必ず専門対応している当店まで直接ご相談いただけますようお願い申し上げます。

今後も、正確なご案内と、誠実な修理対応に努めてまいります。

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