iPad修理は、高い技術力の【i-Rescue119千葉印西店】にお任せ下さい!!
皆様こんばんは、印西市草深のiPad修理屋【 i-Rescue119千葉印西店 】です。
当店も開店してから1週間が経過しました。
開店して間もないために雑用が多くブログにもアップできていないのですが、遠方からご来店くださるお客様もいらっしゃって有り難い限りです。
近々アップしますのでもう少々お待ち下さいませ。
さて先日、千葉県佐倉市よりiPad修理のご依頼がございましたのでご紹介させていただきます。
機種は、iPad第6世代です。iPad第6世代は、2018年に発売されたモデルなので早3年は経過していることになりますね。
iPad第6世代は、どんな機種!?
iPad第6世代の最大の特徴は・・・【 Apple Pencil 】に対応したことです!!
iPadProだけが【 Apple Pencil 】に対応していたわけですが、iPad第6世代より廉価版モデルでも 【 Apple Pencil 】が利用できるようになり結構な球数が出回った機種ですね。
【 Apple Pencil 】だけでなくLogicool社の【 ロジクールCrayon 】も対応しています。
私もパソコンのキーボードやマウスは、ここ十数年Logicool社製のモデルを使用しています。
このメーカーはコスパが最高に良いんですよね~使ったことはありませんがきっと【 ロジクールCrayon 】もコスパが良いのではないでしょうか?
【 iPad 】 って充電が出来なくなる端末が多いって本当??
廉価版モデルだけにお子さんに買い与える親御さんも数多くいらっしゃいます。
今回の案件もメインの使用者様は、お子さんのようです。
そしてお子さんが使用しているiPadは、充電が出来なくなる可能性が飛躍的にアップします。
それは何故か・・・
こんな症状が出ていたら、すぐに修理が必要です!!
上記動画は、お預かりした際の状態です。
このようなケースは、非常に多いと思いますのでiPadユーザーの方は経験された方も多くいらっしゃるはずです。
簡単に言えば、ライトニングコネクタ(充電ケーブルを挿し込む口)が緩くなってしまって接触不良を起こしている状態ですね。
ケーブルに触ると「ピロンピロン」と通電したり断線したりします。
iPad修理は、難しいの??
率直に申し上げますが、簡単じゃないです。
iPad修理がご自身でキレーイに仕上げられたら、ご自身で商売できますよ(笑)
まず今回のケースでは、ガラスを交換するわけではありません。
ガラスには不具合はありませんので、剥がしたガラスは再圧着することになります。
従って慎重に剥離しないとガラスを割ってしまうことになります。
しかし今回のガラスは、以前に佐倉市内の同業他社様でガラス交換を行っているようで、ガラスも一部浮いています。(汗)
これはフレームが歪んでいるために、ガラスの圧着がうまく効いていないためですね。
浮いている原因はフレームの歪みだけではないですが・・・ガラスの圧着方法に問題があると私は考えます。
おかげであっさりと剥離することができました(笑)
ガラスを剥離した状態のiPadです。
やはりこのような状態では圧着は効きません。
一時的にはくっ付いているかもしれませんが、早ければ数日~数週間程度で剥がれてくると思います。
何が駄目かって・・・ここでは伏せておきます。
当店も何度もトライ・アンド・エラーを繰り返し、安心してお客様にご返却ができる施工方法を完成させたので。
今回の案件は、このような単純なところがメインではないので先に進みます。
iPad の「ライトニングコネクタ」は、ハンダ付けが必要です!!
今回の主役は、充電ケーブルを挿し込む「ライトニングコネクタ」の交換です。
交換と一言で言っても上記で述べたとおり、ガラスを割らずに剥離しなければいけないことや、ガラスの再圧着をキチンと対処しなければガラスが数日で剥がれてくる・・・そして最大難関の「ライトニングコネクタ」の交換です。
iPad第6世代の「ライトニングコネクタ」の交換には、ハンダ付け作業が必要となります。
中学生の授業でラジオを作るハンダ付けレベルでは到底難しいので、DIYでの修理は不可能です。
とても繊細な作業が必要です。
では早速作業に移ります。
まずはメイン基板をフレームより下ろします。
この作業もiPadの構造を理解していないと、余計なケーブルを切断してしまったりと取り返しのつかないトラブルに見舞われることになります。
ここからが本格的なハンダ作業です。
まずは不良パーツを取り外していきます。
この時点で熟練のハンダ技術がないと、パーツが取り付けてあるメイン基板のランド(ハンダ付けをするための端子)をめくりとってしまい再起不能となってしまいますので最新の注意を払って作業して下さい。
失敗を避けるためには、高性能なハンダゴテ、ハンダゴテの温度管理、ハンダを溶かす技術等が要求されます。
当店の近所のジョイフル本田で販売されているような簡易的なハンダゴテでは難しいでしょうね。
ライトニングコネクタが接続されている端子は、全部で47ピンあります。
その1本1本が肉眼で確認することが不可能に近いくらいの細さです。
私はまだ肉眼で確認することは可能ですが老眼も進んできてボヤケてしまうことも多々あるため、お客様の端末を修理する際には安全策をとって「マイクロスコープ」を使用しています。
この不良パーツを取り外すためには、ちょっとしたテクニックが必要となります。
これはやはり何度もトライ・アンド・エラーを繰り返し鍛錬するしかないかと・・・
鍛錬するための教材を何台も購入していたら、新品のiPadが買えるんじゃね??になっちゃいます(汗)
DIYでそんなことやるなら、お金出してやってもらったほうが手っ取り早いですけどね(汗)
余談ですが、今回の修理を全てDIYでやるとして修理に必要となるパーツや機材等に掛かる費用を計算すると・・・ざっくりとですが、10万~15万位掛かるのではないでしょうか?
この金額のほとんどが修理機材ですが・・・商売するわけではないので10万以上する機材を揃えてまでDIYで修理するなんて人はまずいないかと思いますが。
ハンダ付けは、ブリッジに注意!!
ではハンダ付けをしていきましょう。
はい、こんな具合でハンダ付けをいっていきます。
上記画像のようにマイクロスコープ越しでハンダ付けをするのですが、ここで気をつけなければ行けないのが、端子と端子がくっついてしまう「ブリッジ」に最新の注意を払うことです。
このブリッジを回避するためにマイクロスコープを使用しています。
マイクロスコープ越しでパーツを見ると・・・
こんなにくっきりと見えるんですよ!!
やっていることは心臓外科医バリのことをやっています。
ちなみにこのパーツの端子部は、大きい部類なので、悪しからず・・・
マイクロスコープを覗き込みながらハンダ付け作業を行い、ブリッジがないことを確認しました。
無事に作業完了!!
上記動画ご覧いただくとおわかりになると思いますが、先程はケーブルに触れると「ピロンピロン」と鳴っていたのが正常に動作していることがおわかりかと思います。
また今回はオープンして間もないため多くのお客様に当店の技術を知っていただきたく、無償にてフレーム修正及びガラスの加工をして隙間なくキッチリと仕上げました。
このあとで数時間充電ケーブルを挿しっぱなしにし、100%まで充電ができることを確認しご返却させていただきました。
お客様にも「同じ修理屋さんでも、こんなにも違いがあるんですね!」と喜んでいただきました。
このように当店では、指紋一つ許さず仕上がりに拘っています。
車を板金修理に出して、指紋だらけやゴミだらけで納車されたら誰でもいい気分ではないかと思います。
人それぞれ価値観が異なりますので一概には言えませんが、i-Rescue119グループの拘りです。
この部分だけは絶対に妥協できない部分です。
まずはご自身で確かめてみて下さい。
キッチリ仕上げますので。