CBR250Rのスピードメーター故障でお困りですか?こちらの車両のバックライト不良は「持病」ですよ!!
皆様こんにちは、CBRスピードメーター修理でお馴染みの千葉県印西市「i-Rescue119千葉印西店」です。
寒くなりましたね~もう11月ですからね・・・それよりも大地震のニュースが飛び交っていますが・・・確かにここ最近地震が多くなってきましたよね(汗)
コロナが収まりつつあると思えば、今度は新たな心配事が・・・3.11の巨大地震が引き金となっているそうですよ。
自然が相手ではどうにもできませんからね・・・何事も無い事を願うばかりです。
では本題ですが、先日の修理案件のご紹介です。
1号店の千葉四街道店では何度となく投稿しております「 CBR250R 」のスピードメーターのバックライト切れです。
今回は、東京都板橋区よりご来店下さいました。遠方よりご足労いただきありがとうございました。
はいこちらが「CBR250R」のスピードメーターです。
冒頭でもお伝えしましたが、こちらの車両のバックライト不点灯は「持病」です!!
必ずと言っていいほど、決まった箇所が不点灯となります。
昔のバイクや車であればウェッジ球を交換すれば良かっただけですが、最近の車両は省エネのためか耐久性のためかはわかりませんがLED化されていることがほとんどです。
LEDは基板上に実装されているため、ウェッジ球を交換するように簡単には取り外すことはできません。
したがって通常の修理では、メーター丸ごとアッセンブリー交換となるため修理代金も高くなります。
アッセンブリー交換ですと、約50,000円ほどでしょうか。
しかもオドメーター(走行距離)がリセットされてしまうため、オーナー様にとって良いことは何もないのですね。
当店は、不点灯LEDだけを交換できます!!
不点灯LEDだけを交換すれば、オドメーターがリセットされることもありませんし、修理代金も安上がりです。
修理時間も1時間程度で完了します。
では修理作業に入りましょう。
まずは「殻割り」と言いましてメーターを覆っているプラスチックケースを開いていきます。
そしてメーター中央の「メーター針」を抜き出します。
このメーター針の抜き出しが最大の注意点となります。
「CBR250R」は比較的メーター針のシャフトが太いのですが、PCXになりますとかなり細くなりますので細心の注意を払って作業を行わないとシャフトが曲がってしまいメーターとして機能しなくなってしまいます。
実際に作業を行う私には、メーター針を抜く作業が一番気を遣う作業ですね。
メーター針を抜き取ればメーター内部のメイン基板が取り外せます。
上記画像の赤丸の部品が「不点灯LED」です。
6発全部が不点灯になることもあれば、数箇所正常に点灯することもあるようです。
いずれにしても当店では予防策として全てを打ち替えます。
はい、6発全て取り外しました。
ハンダ付けは一瞬で行う必要があります。
高温のハンダゴテを長時間基板上に置いておくと、基板自体が損傷してしまいます。
外すときもそうですが、新しいLEDをハンダ付けする際には更に気をつけないといけません。
LED自体、熱に弱いので高温に晒すとLED自体が壊れてしまいます。
LED自体は1個単価は大した金額ではありませんが、DIYで購入するとなれば1個でも無駄にはしたくないはずです。
下地処理は、キッチリやりましょう。
上記画像は下地処理をしっかり行った状態です。
ハンダゴテを必要以上に基板に押し付けた場合、LED周辺が茶色く焦げてしまいます。
上記画像はきれいな状態を保てていると思います。
ハンダ付けは、一瞬で!!
それではここから新しいLEDのハンダ付けを行っていきます。
すみません、一瞬なんで終わってしまいました・・・(汗)
LEDは熱に弱いため、モタモタしているとLED自体が壊れます。
このため迅速に作業を進める必要があるとともに、ハンダゴテの温度設定も的確に行う必要があります。
新品チップ取り付け時 → 320~350℃くらい