Nintendo Switchの水没修理は、印西市の「i-Rescue119千葉印西店」が最適な理由
白井市の皆様こんにちは、印西市牧の原のNintendoSwitch修理店「i-Rescue119千葉印西店」です。
夏休みも中盤に入り、当店もおかげさまで忙しく修理させて頂いております。
さて今回は、なかなか珍しい症例をご案内させていただければと思い執筆させていただきました。
白井市にお住まいのお客様からのご相談で、ある日一本のお電話が入りました。
Switchliteの画面が映らなくなってしまって・・・
実は先程、近所の修理店に見てもらったのですが、素人の私でも疑問に感じるような対応をされて・・・
わかりました。
お電話では正確な診断ができないため、お手数ですが店頭にお持ちください。
先程の修理店で「画面が映らなくなってしまった」と伝えると、一応チェックらしきことは眼の前でしてくれたのですが・・・「恐らくバッテリーの不良ですね!」と言われて、一瞬「ん?」と思ったのですが、充電器を挿した状態で「ここに充電中のマークが表示されているので、恐らくはバッテリーです。」
「画面には何も表示されていませんよね?」と突っ込むと、しどろもどろな返答が返ってきて・・・不信を感じたので検討すると言って出てきました。
事情はわかりました。
私の方で点検した所、電源は入っているようです。
しかしながら画面には、何も表示はされません。
操作するときちんと反応していますし、音も出ています。
恐らくは液晶関係の故障かと思います。
バッテリーではないことは、明確ですね。
やっぱり何も表示されませんよね!?さっきのやり取りは、一体何だったのでしょうか!!こんなにテキパキと的確な診断をしていただけたので、是非修理をお願いしたいと思います。
Switch修理は、簡単な作業ではありません!!
上記のようなやり取りを受付時にさせて頂き、修理の依頼をお受けすることになったのですが、お客様にも良く勘違いをされるのですが、Switch修理は決して簡単な作業ではないことをご理解ください。
Switch修理は簡単と言っている修理店もありますが、簡単な修理で技術料など頂けるはずがないのです。
当店では、店頭のやり取りで簡単に解決してしまうような内容だった場合には、料金は頂きません。
お客様が恐縮してしまうことも多々あります。
Switchの修理メニューの中には、確かに簡単な内容のものもありますが簡単なものはごく一部です。
今回のSwitchliteですが、同じ液晶トラブルでも通常のSwitchと比べると掛かる手間は倍以上です。
Switchliteの方が、分解工程でとても手間が掛かり内部を損傷させてしまう修理店も少なくはありません。
こういった事からSwitch修理を依頼する際には、しっかりと目利きをすることを推奨致します。
トラブルの根源は、意外な事実だった。
上記端末が今回修理依頼をお受けした端末です。
画像だけではわかりませんから、下記に動画をアップさせていただきましたのでご覧ください。
画面には何も映っていませんが、コントローラーを動かすと音がしていて反応している事がわかるかと思います。
音が出ているということは、電源は入っていることになります。
テスターを繋いでも電源は入っていることは明らかです。
分解していくと、まさかの真実が・・・
なんと分解を進めていくと、水没痕が見受けられました。
そして今回のトラブルの根源がこちらです。
上記画像は、液晶パネルのバックライトに電力を供給するためのコネクターです。
バックライトに電力を供給できていないわけですから、画面が見えないのです。
正確には映像は映し出されています。しかしながらバックライトが点灯していないため発色していない状態なのです。
わかりやすく例えると液晶パネルの原理は「影絵」と同じなのです。
絵の後ろ側から光源を当てて絵を映し出しているのです。
純正部品に勝るものはない
水没洗浄し腐食箇所を洗浄したところ、電力を供給するための金属部分が腐食により消失しています。
この状態では電力の供給はできないため、バックライトが点灯しない訳です。
原因は、判明しました。
修理方法を考えると一般的な修理屋さんであれば、液晶パネル交換となると思います。
しかし液晶パネル交換となれば「サードパーティ製」の部品となるため、多少なりとも純正部品よりは品質が下がってしまいます。
車の業界では、純正部品よりも社外品のほうが優れている場合も多いですが、我々の業界では純正部品に勝るものはないと思われます。
特に液晶パネル・有機ELパネルは、iPhoneもAndroidもSwitchも純正パネルが一番です。
それでも日進月歩なので、数年前よりは劇的に品質改善は進んでいます。
今回は、液晶パネル自体は生きているものと思いますので、電力を供給できないコネクター部分の修理を行いたいと思います。
基板修理の応用です。
液晶パネルは生きており、フラットケーブルにも大きな損傷は見られないため、消失してしまった部分をバイパスすれば問題はないはずです。
当店では、基板修理も行うため基板修理に使う技術を応用します。
作業中の画像はありませんが、作業完了後の画像が下記のとおりです。
無事に修理完了!!
言葉では簡単なように聞こえますし、画像は特殊機材を使用し拡大して撮影していますので大きく鮮明に見えますが、実際には髪の毛より細い線を肉眼で繋ぎ合わせるなんてことはできません。
一般の方が想像しているより遥かに繊細な作業を行っています。
当店ではお客様に引き渡す際に、実際にこのような修理を行いましたと事細かく説明しております。
上記の画像と合わせて実際に作業を行った同型の基板を使用し、「こことここを髪の毛より細い線で繋ぎバイパス手術を行いました。」
画像と実物では全く見え方が異なるため、今回のお客様も目を点にされておりました。
まさか水没していたとは・・・これではバッテリー交換しても直らなかったですね。データが大事と子供が言っていたのでこちらに相談させていただいて良かったです。
ありがとうございます。
子供は、親の見ていないところで何をしているのかわかりませんから・・・
こういう商売をしていると、子供の取る行動に度々驚かされます。
今回もデータを温存し無事に修理完了となりました。
お客様にも大変喜んで頂き、こちらとして感無量です。
NintendoSwitchのトラブルでお困りの際には、印西市牧の原のSwitch修理店「i-Rescue119千葉印西店」をご利用ください。
お客様にとって最善の策をご提案させていただきます。