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<Nintendo Switch修理 龍ケ崎市>ゲームカードが読み込まない!? 何で!??

Nintendo Switch

Switchのゲームカードが読み込まずお困りですか?それならば印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談ください。

 

皆様こんばんは、Nintendo Switch修理でお馴染みの印西牧の原「i-Rescue119千葉印西店」です。

先日の大雪、大変でしたね。

近所の方が、ブルドーザーで雪かきをしてくださいました。

大変ありがたい限りです。m(_ _)m

やはりご近所付き合いは大切だなと思いました。

これからも地域の方々のお力になれるよう頑張りたいと思います。

新型コロナの影響で当店近隣の保育園がバタバタと休園・学級閉鎖に追い込まれております。

小さなお子さんを抱える親御さんは大変でしょうが、なんとか辛抱してください。

子供達も家の中でじっとしていなければならないのでストレスが溜まりますが、こればっかりは仕方がないことなので・・・

ゲームカードが読み込まないトラブルは、比較的多いトラブルです。

そんなストレスを抱えるお子様が多いせいか、ここ最近Nintendo Switch修理依頼が非常に多くなっています。

今回のSwitch修理依頼内容は「ゲームカードが読み込まない!!」とのご相談でした。

ゲームカードが読み込まない原因として、下記のようなことが考えられます。
①ゲームカード自体の故障
②カードスロット内部の汚れ
③カードスロット内部の故障
④カードスロット基板の故障
⑤Switch本体の故障

読み込まなくなる原因は様々ですが当店での対応実績から、ゲームカードが壊れることはほぼ無いと思います。

上記原因の中で一番可能性として高いのは、
③カードスロット内部の故障と④カードスロット基板の故障と思います。②カードスロット内部の汚れも可能性としてはあると思いますが、ゲームカードの情報を読み込むための端子は奥深くにあるため、端子自体が汚れるということはほぼ無いかと・・・
端子が酸化してしまい導通不良になるということは考えられますが・・・これもほぼゼロに近いかと思います。
それではカードスロット内部の故障画像を御覧ください。
上記画像は、カードスロット内部が破損している画像です。
恐らくですがカードスロット内部に異物を挿し込んだ、またはゲームカードを斜めに挿し込んだ等で無理やり引っこ抜いたなどが考えられます。
いずれにしても上記画像のように破損している場合には、カードスロット部分の交換が必要となります。

当店では、可能な限り既存の基板は残すようにしています。

ゲームカードスロットの故障の場合、ほとんどの修理店で基板まるごとそっくり交換といった対応がほとんどかと思います。

その方が手間も掛かりませんし作業時間を大幅に短縮できます。

しかしメリットがある反面デメリットも生じます。

ゲームカードスロット基板には、イヤホンジャックやタッチ制御ICチップ(FT9CJ)などが載っているため基板を交換してしまうとタッチが効かなくなるといった2次災害が発生する可能性があるのです。

これを回避するために当店では、極力破損した「カードスロットのみ」を交換する手法を採っています。

※破損度合いによっては、基板ごと丸ごと交換する場合もございます。

カードスロットのみの交換作業は「ハンダ付け」が必須です。

多くの修理店が基板ごと交換する理由のほとんどが、「ハンダ付け」作業が困難なためです。

今回の修理で行うハンダ付け作業は、とても繊細な作業となるため中学校の技術の時間で勉強する「ハンダ付け」レベルでは到底できない難しい作業となるので、DIYでの作業はオススメできません。

では早速分解作業に入りましょう。
上記画像の部品をメイン基板から取り外していきます。
上記画像の赤い部分だけを交換していきます。
まずは手始めに基板の裏側にあるスロットの足の部分のハンダを除去します。
ハンダ除去の方法は様々ありますが、このサイズのランドであればコテ先を少し高めの温度にして
ハンダ吸取線で除去可能と思います。
次に表側の19本ある足のハンダを除去します。
ここの作業が一番の難関箇所かと思います。
何度も繰り返しますが、スロット側は破棄するものなのでどうでも良いですが、緑色の基板は再利用しますので傷をつけることは絶対に許されません。
無理やり剥がせば基板上のランド(銀色のハンダ付けをする端子)が剥がれてしまい、再利用が不可能となります。
ハンダ付けに慣れている方でも、19本の足となるとちょっと難しいかもしれませんね。
この作業がご自身でできるなら、商売できますよ!!
上記画像は既に取り外してしまった状態ですが、慣れている作業でも慎重に行いました。
それでは最後の仕上げに入りましょう。
まずは新品のスロット部分をハンダ付けする前に、基板の洗浄を行います。
上記画像は既に洗浄後の状態です。
ハンダ付けをするランドの部分がキレイに輝いているかと思います。
その後、新しいパーツをハンダ付けしていきます。
19本もある足はブリッジ(足と足がくっついてしまうこと)しないように注意して作業します。
本来であれば当店のようにマイクロスコープを使用して、ブリッジの確認をされたほうが良いかと思いますが、新品価格約4万円のオモチャの修理に10万円もするマイクロスコープを用意するなどすれば元も子もないので、テスターで導通チェックを行うことを推奨致します。
では元の状態に戻して動作チェックをします。

イヤホンジャックの脇にある「フレキシブルケーブル」は断線します。

では仮組みの状態ですが動作確認をしてみましょう。

あれ!?直ってねーし・・・

何度か抜き差しするとたまにゲームカードを認識しますね。

でも根本的には改善していないです。

従って別に不良箇所があるということですね。

ここで注意点ですが、ゲームカードスロットの「フレキシブルケーブル」は非常に脆いです。

紙までとは言いませんが、とても薄くペラッペラのケーブルに電気信号が流れる人間でいう血管のような配線が何十本も繋がっているのです。

このケーブルが断線してしまうと電気信号が途絶えてしまうので、正常に機能しなくなるということです。

これを修復するためには、詰まってしまった血管をバイパスする手術が必要となります。

それでは断線箇所を特定する作業に移ります。
ここからの作業は、何十本もある配線1本1本を全て手作業で確認します。
これには回路図が必要ですが、そんなおめでたいものはありません(汗)
そこで当店では回路図を自前で起こしました。
その回路図を元に追っていくと・・・やはり断線箇所がありました。
断線箇所をジャンパー線を使用してバイパスします。

ジャンパー線は、髪の毛と同等の細さです。

幸いにも断線箇所は1箇所だけだったので、バイパス回路を作り直しました。
今回使用したジャンパー線は、人間の髪の毛と同じくらいの細さで「0.1mm」という細さです。
しかしiPhoneの基板修理で使用するものは「0.01~0.02mm」なので、だいぶ太いジャンパー線となっています。
では再度仮組みを行って動作確認です。
はい、無事に認識するようになりました。
念の為、当店所有の動作確認用のソフトも挿してみましたが、正常に認識しました。

修理完了

では元通りの状態に組戻します。

組み戻す際にはできればCPUグリスを新しいものに塗り直したほうが良いかと思います。

当店はパソコン修理も行っているため、CPUグリスは売るほどあるので(笑)

せっかく分解したので内部クリーニンを行ってから組戻しましょう。

NintendoSwitchは、熱に弱いです。

上記画像のように外部から冷気を取り込んでCPUを冷却します。

いわば人間が発熱した際に冷えピタ貼るのと同じです。

冷却ができないとオーバーヒートで故障します。

外部から冷気を取り込んでいるため、当然ながら細かなホコリも吸い込みます。

ペットを飼われているご家庭では、内部にペットの毛が入り込んでいることなんてざらです。

この内部に入り込んだホコリやペットの毛が故障の原因にもなるためにクリーニングが必要となるのです。

今回の修理は、NintendoSwitchのゲームカードを読み込まない!!というトラブルを修理しました。

今回はすんなりと解決には至りませんでしたが、スロット交換以外にもバイパス手術が必要になるケースも多々あるため今回の修理難易度は高めとなります。

こんな手間の掛かることをやるSwitch修理店は、印西市では当店だけかと・・・

印西市でSwitch修理ができるのが当店だけでした(笑)

NintendoSwitchの故障でお困りの方は、印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談くださいませ。

全力で対応させていただきます。

 

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