JZX100系のECU故障でお困りの方へ|全国対応の車載電子機器修理「i-Rescue119千葉印西店」
こんにちは。千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」です。
当店では、iPhoneやNintendo Switch、パソコンなどの修理に加え、ECUやスピードメーター、スロットルコンピューターなど、車載電子機器の基板修理にも対応しています。
千葉県内だけでなく、全国の個人のお客様、整備工場様、販売店様から宅配修理のご依頼をいただいております。
重要|重度に腐食した基板について
JZX100系のスロットルコンピューターは、電解コンデンサーから漏れた液によって、基板の腐食が広範囲に進行していることがあります。
コンデンサー周辺だけの軽度・中度の腐食であれば、部品交換や断線補修によって復旧できる可能性があります。
一方で、腐食がICの端子やIC直下、スルーホール、多層基板内部まで進行している場合は、見えている断線箇所を修復しても、正常に復旧しないことがあります。
特に、ICチップの取り外し、複数箇所のバイパス配線、消失したランドや回路の再構築が必要となる重度腐食品は、復旧率が大きく低下します。
このような状態の基板は、通常の部品交換修理ではなく、損傷した回路を一つずつ作り直す作業に近くなります。
そのため、基板の状態によっては、作業前または作業途中に修理不能と判断する場合があります。また、重度腐食品については、修復作業を行っても警告灯が消灯しない可能性があることを、あらかじめご了承ください。
基板の状態を確認したうえで、通常修理、要相談、修理非推奨のいずれかをご案内いたします。
今回は、JZX100チェイサーのスロットルコントロールコンピューター修理をご依頼いただいた事例をご紹介します。
掲載画像には、許可をいただいた車両オーナー様・撮影者様の写真も使用させていただいています。

きっかけは車検時の警告灯点滅
ある日、「車検前の点検で警告灯が点滅していると言われた」とご相談をいただきました。
表示されていたのは、「TRC OFF」と「ETCS SNOW」の点滅です。
車両は通常どおり走行できており、運転中に大きな不具合は感じていなかったそうですが、整備工場で点検したところ、スロットルコントロールコンピューターの不具合が疑われるとの診断を受けたそうです。
JZX100系の純正コンピューターはすでに製造から長い年月が経過しており、新品部品の供給は終了しています。中古品やリビルト品も数が少なくなっているため、現在使用している基板を修復できないかとのことで、当店へご依頼をいただきました。
警告灯の原因として多い電解コンデンサーの液漏れ
スロットルコントロールコンピューターを分解したところ、電解コンデンサーからの液漏れを確認しました。
漏れ出した電解液がコンデンサー周辺に広がり、基板のパターンや部品端子に腐食が発生していました。

今回実装されていたコンデンサーは国産メーカー製でしたが、製造から20年以上が経過しているため、部品自体の経年劣化は避けられません。
また、電解液による腐食は、見た目以上に周囲へ広がっていることがあります。表面だけではなく、部品の下、ICの端子周辺、スルーホール内部まで侵食している場合もあります。
コンデンサー交換と腐食回路の断線補修
液漏れしていた電解コンデンサーを取り外し、腐食した部分の洗浄と除去を行ったうえで、現在入手可能な高耐久タイプのコンデンサーへ交換します。
さらに、腐食によって導通が失われていた回路については、ジャンパー線を使用してバイパス補修を行いました。

今回使用したジャンパー線は0.3mmです。
スマートフォンやNintendo Switchの基板修理で使用する0.01~0.02mm台の極細線と比べると太く見えますが、車載基板の回路を確実に接続するため、回路の状態に合わせて線径を選定しています。

作業後は、補修箇所の導通や周辺回路を確認し、防湿・防錆・絶縁を目的としたコーティング処理を行います。
修理後は警告灯が消灯し、車検にも合格
修理したスロットルコントロールコンピューターを返送し、車両へ装着していただいたところ、「TRC OFF」と「ETCS SNOW」の警告表示は消灯しました。
その後、お客様からは「無事に車検にも通り、現在も問題なく乗れています」とのご連絡をいただきました。

修理をご検討中のお客様へ
今回ご紹介した個体は正常に復旧しましたが、すべてのスロットルコンピューターが同じ状態ではありません。
腐食が軽度または中度で、損傷箇所を確認できる場合は復旧できる可能性がありますが、IC直下や多層基板内部まで腐食している重度の個体は、部品交換や断線補修を行っても復旧できないことがあります。
また、当店では部品単体での卓上検査と基板修復を行っており、実車へ装着しての最終確認はできません。
基板の状態や作業上のリスクについては、点検後にできる限り分かりやすくご案内いたします。
JZX100系のスロットルコントロールコンピューターのほか、エンジンECUやスピードメーターなどの車載電子機器についても、基板の状態を確認したうえで対応可否をご案内いたします。
まずは、品番、不具合の症状、警告灯の状態などをお知らせください。
◆ 店舗情報:i-Rescue119千葉印西店
店舗名:i-Rescue119千葉印西店
所在地:〒270-1337 千葉県印西市草深1421-110
電話番号:0476-37-7794
営業時間:9:00~19:00
定休日:不定休 ※ホームページにてご確認ください
アクセス:北総線「印西牧の原駅」から徒歩約25分/ジョイフル本田千葉ニュータウン店から徒歩約2分
駐車場:3台分完備
全国から宅配修理を受け付けています
当店では、JZX100系のスロットルコンピューターをはじめ、ECUやスピードメーターなどの車載電子機器について、全国から宅配修理を承っています。
車載電子機器は、スマートフォンやゲーム機とは基板構造や故障原因が異なるため、すべての修理店で対応できるものではありません。
ご依頼前に、車種、部品番号、不具合の症状、警告灯の状態、過去の修理歴などをお知らせください。
基板の状態によっては修理をお受けできない場合もありますが、無理に作業を進めず、状態を確認したうえで対応可否をご案内いたします。
