SUZUKI キャリィのメータートラブルでお困りですか?
そんな時は、千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談ください。
皆様こんにちは、千葉県印西市の「i-Rescue119千葉印西店」です。
2023年も残すところ約1週間となりました。
今年は、色々なことに手を出しましたが思ったようにはいかないことが多かったです。
それより何より身体のあっちこっちが悲鳴を上げはじめ、人生を折り返すとこのようになるのかと痛感しております。
どうでも良い話はさておき本日ご紹介する案件は、スピードメーターの動作不良案件です。
農家の方や職人さん達には、なくてはならない軽トラックのスピードメーターです。
日本国内での販売台数第2位の車両「SUZUKI キャリィ」です。
軽トラックといえば、ハイゼットかキャリィですからね。
今回のキャリーは、2002年~2005年まで販売されていた「DA63T」となります。
こちらの車両のスピードメーターの不具合を修理していきます。
冬期にしか発症しない症状です。
スピードメーターには、当然ながら走行速度を表す針と各種警告灯、走行距離などを表示させる液晶パネルなどが配置されています。
通常、キーシリンダーに鍵を差し込みイグニッションをONにすると液晶パネルや各種警告灯が一斉に点灯します。そしてエンジンを始動させ発進すればスピードメーターが動き始めるのが通常です。
しかしながらこちらの車両は、下記のような不可解な現象が起きるとのことで予備検査に引っ掛かったそうです。
イグニッションをONにしても警告灯は点灯するも液晶パネルは不点灯、エンジンを始動し発進してもメーター針が動かない・・・
しかしエンジンを始動させ、数分間暖気すると突然液晶パネルが点灯する。
そして液晶パネルが点灯するとメーター針も動くようになる。
そして時期が変わって暖かくなった頃には、今までおかしかったスピードメーターが正常に動くようになる。
これでは車検が通らないためメーターを修理するかASSY交換をするかの選択を求められた。
今回は、車検切れまで時間も無いこと、ASSY交換ではコストが掛かりすぎるという点から修理依頼を受けました。
トラブルの元凶は、上記画像の4本のコンデンサー達です。
正確には1本だけ容量がおかしかった・・・
どうせ近く他のコンデンサーも容量抜けするため、4本全て交換します。
不良コンデンサーの取り外しは、基板を壊さないよう注意しましょう。
はい、チャチャチャっと交換しました。
不良コンデンサーの取り外し時には、ランド(ハンダを乗せる端子)部分を壊さないよう十分に注意しましょう。
この手の基板は、ハンダゴテの熱を基板に持っていかれてしまうため、上手く外せないかもしれません。
基板を壊したり周辺の電子パーツを壊すとASSY交換確定となります。
細心の注意を払って作業してください。
使用したコンデンサーは、信頼のニチコン社製です。
耐電圧や容量は、不良コンデンサーの一番大きいものに合わせています。
メーターをしっかりクリーニング・磨き上げて修理完了!!
はい、無事に修理完了しました。
泥だらけだったメーターも分解時にクリーニングおよび磨き上げを行ったためキレイになりました。
メーター表面の傷は、引っかき傷のためクリアでも吹かない限りどうすることもできません。
車検も無事に取得できたそうです。
お客様より画像を提供していただきました。
気温が低い状態でも正常に動作するようになったとのことでした。
今回のトラブルでは、下記のような症状が当てはまります。
★低温時にスピードメーターが動かない・上がらない ※暖気すると大丈夫
★液晶が表示されない ※走行距離が表示されない
★気温の低い冬期に症状が発生する
※状態の悪い車両は、夏場でも発生することを確認しました。
上記のような症状でお困りの方は、是非一度ご相談ください。
お知らせ:修理サービスに関するご注意
当店「i-Rescue119千葉印西店」は、一般的なiPhone修理店では提供できない特殊なサービスを提供しております。特に、スピードメーターやECUなど車両に関連する高度な電子基板修理においては、日本全国でも当店以外に対応できる店舗はほとんど存在しません。この技術力により、お客様の修理ニーズに確実にお応えできることが、当店の大きな強みです。
一方で、ほとんどのスマートフォン修理店では、こうした車両関連の修理は対応しておりません。お客様には、誤解を避けるためにも、ぜひ当店の専門技術をご活用いただければ幸いです。
他の修理店様にご迷惑をおかけしないため、事前に修理店のサービス内容をご確認いただきますよう、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。