ヤフオク・メルカリ等で購入したSwitchの不具合でお困りですか?
そんな時は、高い技術力の印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。
皆様こんにちは、印西市草深にございますNintendo Switch修理店「i-Rescue119千葉印西店」です。
つい先日初詣に行ったと思えば既に4月です・・・月日が経つのはあっという間ですね。
今年は、地元の花見で有名な「小林牧場」も花見客で大変賑わっていました。
新型コロナが怖いですけどね、皆さんソーシャルディスタンスを保って桜見物していましたよ。
2年以上経っても未だに増えたり減ったりの繰り返しですからね、完全に収束するまでにはあと数年はかかりますかね。
メルカリで購入したSwitch lite!!電源入らず・・・
そんなことはさておき、本日は成田市よりNintendo Switch修理のご依頼がございましたのでご紹介させていただきます。
機種は、Switch lite です。
こちらのお客様ですがつい先日、皆様もご存知かと思いますがフリマアプリの「メルカリ」で Switch lite を購入されたそうです。
ジャンク品をいうことを理解した上で購入したとのことだったのですが、普段から細かい作業を行っているため手先の器用さには自信があったためご自身で修理にチャレンジしようと、Youtubeなどで修理動画を閲覧したそうなのですが・・・
Switch と Switch lite では構造が全く異なり、Switch lite の方が複雑で・・・
これはちょっと自分では無理かな・・・
道具もないし・・・
と、DIYで修理することは難しいのではないかと判断され、当店にご相談頂きました。
Switch lite は分解が大変ですよ!!
お客様もおっしゃる通り、Switch lite は一体型の構造となっているため分解が大変なんです。
通常のSwitchで使用する「Joy-Con」のアナログスティック交換などは、DIYで修理される方も数多くいらっしゃるようですが、同じアナログスティック交換でも lite の場合は基板を下ろす必要があります。
ネジの本数も相当量がありますし、細いケーブル類もたくさんあるため不慣れな方には大変かもしれませんね。
余談ですが、アナログスティックの交換用パーツは「ドン○ホーテ」などで販売されているようです。
当店に修理に来られたお客様から伺ったのですが、すぐに駄目になるそうです。笑
今回の修理案件は、電源が入らないとのことでご相談がありました。
上記動画は、お預かり時の動作確認です。
電源ボタンをボチボチ押してみますが、電源は入りませんね。
しかし・・・
充電器を繋いでみると・・・充電してるし・・・
しばらく繋ぎっぱなしにしてみると・・・やっぱり電源が入りました!!
しかし先程も確認した通り、電源ボタンは反応しませんしボリュームスイッチも機能しません。
メルカリ出品者は電源が入らないということで出品されていたようですが、電源スイッチが故障しているということだったのでしょうかね??
では分解していきましょう。
分解途中ですが何だかこの端末、分解歴があるようです。
バックシールドの固定ネジが斜めになっていて、締めきれていない。
バックシールド固定用のネジ全てがこのような状態でした。
ん~なんだこれは??分解してみたがワケが分からず元に戻すのも面倒臭いので適当に戻してジャンク品として売り払おうという流れだったのでしょうか??
まぁジャンク品なので何も文句は言えませんからね。
電源ボタンは特に問題はなさそうに見えますが・・・そもそも電源ボタンが壊れるって・・・
当店では1件も修理対応したことがありません。
分解作業を進めていくと・・・
何だこれ!?FPCコネクタを壊してあるじゃん!!
しかも接着剤で付けてありましたよ!これで謎が解けました!!
何をしようと思ったのかはわかりませんが、分解した際に電源ボタンを接続するためのFPCコネクタを壊してしまって、素人ながらにも接着剤でくっつけたけど電源ボタンは使用不可。
接着剤で直っちゃったら修理屋なんて必要ないですよね(汗)
電源ボタンが効かない原因はわかりました。
ではこれをどう修理していくか・・・取れちゃったコネクタは、瞬間接着剤でガチガチになっていて再利用不可能です。
必然的に部品交換するしかないのですが・・・LCD用のFPCコネクタは交換用として部品在庫があるのですが、電源ボタン用の4pinコネクタはないな・・・
仕方がないのでジャンク基板から取り出すことにします。
上記画像は部品取り用のSwitch用基板です。
lite とは作りが違うのですが、共通部品は多くありますね。
今回のFPCコネクタも共通なので流用可能です。
では早速作業に取り掛かりましょう。
Switchの基板修理は、超高難度です!!
はい移植用のコネクタを取り外しました。
と簡単に言っていますが、素人の方ではまず無理です。
何と言っても、このパーツはプラスチック製です。
このプラスチック製のパーツがハンダ付けされているわけで、取り外す際にもハンダを溶かして取り外さなくてはなりません。
当然ながら再利用するわけですから、プラスチック部分を溶かしてしまっては元も子もありません。
慎重かつ迅速に取り外さなくてはなりません。
ではこの外したパーツを移植していきます。
まずは接着剤で汚れてしまった基板を洗浄していきます。
はい、こんな感じでキレイになりました。
幸いランド6箇所のうち5箇所は生きていたので、ランドの再形成することなく
このままの状態で載せられます。
右端の1箇所のランドはハンダ付けされていなくても問題ありません。
ではハンダ付けをスムーズに進めるためにランド上に予備ハンダを盛っておきます。
ではこれからハンダ付けを行っていきますよ。
はい、いかがですか?
キレイに仕上がっていると思います。
これで基板修理は完了です。
何度も繰り返しますが、今まで行った作業は肉眼では作業不可能と思います。
よほどの素晴らしい視力を持っていれば可能と思いますが、視力だけでは到底作業は進められません。
視力と道具、道具を使いこなす技量、基板修理を行うための知識が必要です。
これが一つでも欠ければ作業は不可能となります。
では修理作業も大詰めです。
電源スイッチケーブルが接着剤で死んでしまっているので、ケーブル自体も新品に交換する必要があります。
作業完了
無事に修理作業完了しました。
では修理完了後の動作確認動画です。
いかがでしょうか、電源ボタン・ボリュームスイッチともに正常に動作していると思います。
今回の修理案件のようにフリマアプリやフリマサイトなどで購入する携帯やゲーム機などは、今回のようなリスクを承知の上で購入すれば問題はないのですが、素人の方が簡単に直せるなどと思い込んで購入してしまうと新品を購入したほうが安くなってしまうこともあるかと思います。
当店では今回は修理希望だったために修理を行いましたが、故障しているSwitch本体も買い取ることが可能です。
メルカリなどでジャンク品を購入したけど自分の手には負えなかったなどという端末がお手元にあれば、家に置いておけばただのゴミですが当店ではそのただのゴミを買い取りますよ。
当然ながら故障しているものであれば高価では買い取れませんが、状態によっては高額査定も可能な場合もありますよ。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
今回の修理案件のように他店では対応不可能な案件も、当店では最短即日対応が可能です。
※場合によって数日間お預かりさせていただくこともございます。
成田市近郊でSwitch修理店をお探しなら、印西牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。
故障箇所を迅速に診断し、的確な修理方法をご提案させていただきます。